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スクリーンリーダー対応アプリ作成のために

PC-Talker試用記

ダイアログボックスの読み上げ(3)

色々なControl

リストボックス

このケースでは、Tabキーでフォーカスがあたった時「周波数 アールの選択 11025」と読む。
コントロール名ガイドがONの時は「周波数 アールのリストボックス 選択 11025」と読む。
矢印キーで移動すると、「22050」などと移動先の項目のみ読む。(なぜか私の環境では二度読みする)
先頭または末尾でさらに矢印キーを押すと「うえはし」もしくは「したはし」と読み、これ以上項目がないことを伝える。

コンボボックス

このケースでは「種類 ティーの選択 ピーシーエム」と読む。
コントロール名ガイドがONの時は「種類 ティーのコンボボックス 選択 ピーシーエム」と読む。
矢印キーで移動すると、移動先の項目のみ読む。(やはり二度読み)
先頭または末尾でさらに矢印キーを押すと「うえはし」もしくは「したはし」と読み、これ以上項目がないことを伝える。

コンボボックスは、文字入力を許可することができるが、その場合、このケースでは「種類 ティーの文字入力または選択 ピーシーエム」と読む。
コントロール名ガイドがONの時は「種類 ティーのコンボボックスのエディット 文字入力または選択 ピーシーエム」と読む。

スクロールバー

さて、スクリーンリーダー対応(視覚障害者対応)を考えたとき、いちばんややこしいのがこのスクロールバーである。

PC-Talker for XP ver3.0では、このケースで、Tabキーでスクロールバーに移動した瞬間に「レベルの選択」と読む。コントロール名ガイドがONの時は「レベルのドラッグバー 選択」と読む。
そして、バーのつまみを矢印キーで動かした時に、何と!何も読まないのだ。
(別のバージョンでは「レベルのスクロールバー ドラッグ」と読むものがあるようだが、そのバージョンにしても、つまみがどこにあるかは分からないらしい)
この問題は、後日また考察する。

アクセスキーの記載方法による読み方の変化

リソースファイルへのアクセスキーの記載方法の違いで読み方が変わることは、メニューの時にも示したが、ダイアログでは一部メニューと違う挙動を示す。しかもコントロールの種類によっても微妙に違うようである。
プッシュボタンの場合
英語表記だと、"&Help"→「アンドヘルプ」と読む。
日本語表記だと、"参照(&B)"→「さんしょう ビー」と読み、
"参照(¥036B¥037サ)"→「さんしょう カッコ びー さ かっことじ」と読む。
スタティックテキスト(ラベル)の場合
英語表記だと、"&File"でも「ファイル」と読む。
日本語表記だと、"ファイル名(&F)"→「ファイル名エフ」と読み、
"ファイル名(¥036F¥037フ)"→「ファイル名かっこエフふかっことじ」と読む。

要は、ボタン英語表記した時だけ"&"を読んでしまうということ。

この解決のため"¥036Help"などと書いてみたが、読み上げは期待通りになったが、 そもそも英語版Windowsでアクセスキーと認識されなかったり、日本語版Windowsでも アクセスキーをカナにした時におかしな表示をするので使えないのだった。

アイコン

About

これは、メッセージボックス同様、開いたとたんに全文の読み上げをするパターンだが、アイコンの文字列(画面には見えていない)まで読んでしまう。

あと、"5.51"を「ごーてんごーいち」と読むくせに、"0.17"を「ぜろいちなな」と読む。ピリオドを読まないのだ。
この点は、はっきり言ってPC-Talkerのバグじゃないかと思う。(ちなみに設定は記号読みも数値の位取り読みもデフォルトのONのままだ。)

アルファベット文字列の読み方

辞書にある英単語であれば、そのように読む。
辞書にない文字列の場合、ローマ字読みをしたり、一文字ずつ読む時もあるが、かなり強引な読み方をすることもある。
このケースでは"SPEANA"を「スピーナ」と読んでいる。

あと、PC-Talker旧バージョン限定だと思うが、文字列が全部大文字だと、単語と認識せず一文字ずつ読むようだ。
"Pause"を「ポーズ」と読むくせに、"PLAY"を「ピーエルエーワイ」と読んでいたので。(まさかこんな単語が辞書にないということはないだろう)
……と思ったら、新バージョンでも、"PLAY"は「プレイ」と読んだが"STOP"は「エステーオーピー」と読んだ。法則性がわかんないので、英単語を大文字で書くのはやめたほうがよさそうだ。 (全部小文字でもダメなケースもある。"Ctrl"と"ctrl"で読み方が違う。)

ログイン この場合、"USER"は「ユーザー」と読んだが、"PASS"は「ピーエーエスエス」と読んだ。
また、タイトルバーの"login"は「ロギン」と読んだ。
ていうか、音声エンジンによって結果が違う。「音声の種類」でエンジンを選べるが、ProTalkerを使った時とVoiceTextを使った時で違う読み方をするようだ。

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